NFT エアドロップ

Tessera(旧Fractional)の紹介|チュートリアル

こんにちは。0xMach(@0xMach)です。今回はNFTの流動性を高める注目のプロジェクト、Tessera(旧Fractional)をチュートリアルを交えつつ紹介していきます。

Tessera(旧Fractional)とは?

Fractionalは、1つまたは複数のNFTの集団所有とガバナンスを可能にする分散型プロトコルです。Fractionalにより、NFTを端数に分割し、それをトークンとして購入することで所有することが可能になりました。これらのトークンは、所有するNFTを管理するという点で、通常のERC20またはERC1155トークンと同様に機能します。

公式Documentイメージ図

Fractionalの特徴

  • 2021年のローンチ以来、7万人以上の人々に、世界で最も人気のある6,500以上のNFTを一括して所有する能力を提供
  • ファンが集まってZombie Cryptopunkを購入したり、世界中の人々がウクライナのために800万ドルを集めたり、AZUKIがファンとつながるための新しい方法を試したり、Doge NFTやFree Ross DAOのようなDAO全体が有機的に立ち上がった
    →プラットフォームによる集団所有は、NFTへの参入コストを下げ、アクセスを増加させただけでなく、強力な新しいコミュニティを可能にした

資金調達(Fractional)

Robot Ventures、Divergence Ventures、Flamingo DAO、Variant Fund、Delphi Venturesの参加を得て、Paradigm主導による$7.9Mのシード資金調達を行いました。

FractionalはTesseraへ

先日、FractionalはTesseraへ名称変更の発表を行いました。
<Tesseraとして今後何をしていくのか?>
・今後数ヶ月の間に、友人や見知らぬ人とオンラインでNFTを所有するための新しいエキサイティングな方法を展開する予定です。

資金調達(Tessera)

Paradigmが主導する$20MのシリーズAラウンドを完了しました。このラウンドには、Focus Labs、Uniswap Labs Ventures、E Girl Capital、Yunt Capital、そしてLaus、Keyboard Monkey、DC Investorなど50人以上のエンジェル投資家からの投資も含まれています。(詳細はこちら)

Tessera(旧Fractional)チュートリアル

内容

  • NFTの端数を購入してみよう
  • 分数化されたNFTを作成してみよう(※注意点あり。日本だと法律的にアウトかも。)

NFTの端数を購入してみよう

1.公式サイトでウォレット接続
2.コレクションを選択(今回は例として「Crypto Punk #7171」を選択)

3.あとは通常どおり、トークンの数量を入力して交換します。この例では総発行数10,000のHOODIEというトークンですね。

これで購入が完了しました。マイページ、メタマスクにも表示されています。

分数化されたNFTを作成してみよう(※注意点あり。日本だと法律的にアウトかも)

最初に注意点です。分数化されたNFT作成(ERC20またはERC1155トークンとして分割)は現状日本だと法律的に厳しいと思うのであくまで参考まで。(筆者は法律の専門ではありません。作成したことによる責任は取れません。予めご了承ください。)

こちらに免責事項がありますので合わせてどうぞ!

免責事項(抜粋)

1.「Fractionalize」をクリック

2.「ERC-1155」もしくは「ERC-20」を選択

3.名前、トークン量などを入力

4.あとはUniswapで流動性提供まで完了すれば「VERIFIED」になります。

まとめ

いかがだったでしょうか。チュートリアルは物足りない感じになってしまいましたが、NFTを分散所有するという考えは流動性を高めるという点だけでなく、強力な新しいコミュニティの構築が可能といった点も魅力的だと思いました。

【免責事項】

読者の皆様には、現地の法律や規制を厳密に遵守することをお勧めします。本記事は一般的な情報提供を目的としたものであり、いかなる投資アドバイスでもありません。また、個人のリサーチに基づいて執筆していますので、意訳したり、一部誤った情報がある場合があります。ご了承ください。

-NFT, エアドロップ